ネコのたくらみ

仕事も恋も人生も、すべて崖っぷち、でも危機感ゼロ。 そんなネコの日常です。

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2009/05/30

煎茶にはまる

前述したが、5月はお煎茶にずっぽりはまった!

GWは講義と二条城の市民煎茶茶会に参加。
そして17日は下鴨神社での献茶式にて講義をうける。
そしてそして、30日は念願の実技。簡単なお点前を教わることができた


我々にとって「煎茶」とは身近にありすぎるせいか「知らない」ということも分からないでいる。
茶の湯がこう日本文化に根付き・・・というか、日本文化そのもののようになっているのに
なぜ煎茶は文化の一部として広まらず、嗜好品のひとつに甘んじてしまったのだろう。

しかし茶の湯が室町時代以降、常に隆盛であったというわけでもない。
そういえば、以前“衰退していた茶の湯は近代になって女子教育を通して広く普及した”
という記述を読んだ様な気もする。

煎茶は幕末頃から一時期は茶の湯をしのぐ勢いで文化人に愛好されたという。
中国の文人趣味を色濃く感じるそのしつらいやお道具など、とっつきが悪いのだろうか。
それとも好まれた層が限定されてしまったのだろうか。

いずれにせよ、普段茶の湯に親しみのあるネコには全く新しい世界で、
見るもの聞くもの、そして味わうものが全て興味深くキラキラして感じられた。

かの文豪、夏目漱石は茶の湯嫌いで知られているが煎茶を愛好していたらしい。
著書『草枕』に煎茶についての記述がある。
ネコの筆にかかれば、「ゴールデンドロップ」だの、「玉の露」だのとありふれた表現で
あっさりまとめられてしまうあの一滴も、さすがの漱石の一文は「これぞ煎茶!」と
その美味しさを余すところなく披露している・・・


・・・前文略
  濃く甘く、湯加減に出た、重い露を、舌の先へ一しずくずつ落として味わってみるのは
  閑人適意の韻事である。
  普通の人は茶を飲むものと心得ているが、あれは間違いだ。
  舌頭へぽたりと載せて、清いものが四方へ散れば喉へ下るべき液は殆どない。
  ただ馥郁たる匂いが食道から胃のなかへ沁み渡るのみである。
 ・・・後略


その「濃く甘く、湯加減に出た、重い露」をいったいどのようにして
この茶器に落とすのだろう・・・
このお点前に触れることをどれだけ切望したことか・・・
初めてあのお茶をいただいてから、どのようにしたらあのお茶が入れられるのか、
ネコ的には、まさに喉から手がでるほど知りたかった「匠の技」なのである。

これ以上は、よく知りもしないものが語らないでおこう!
実際自ら体験してみて、一朝一夕であの味がだせるものではないことは自覚した…とだけ・・・
しかしながら、ほんの入り口であっても、この体験を門扉広く享受させてくださること自体驚きである。

あ~お煎茶、小川流の世界。
どっぷりつかってしまいたい気持ちもするが、いまは細く長くでもつながっていたいと切望する・・・


追記:

最終講義の終了後、講師に入っていらした餅姐より、お家元お好みのお茶をいただいた。
  「復習がてら、お母様にいれてさしあげて・・・」と・・・

あれから数日、姐さんから頂戴したお茶で、機会を見つけては何度もお茶を入れた
このあたりのお話は、また後日・・・


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Author:ネコトモ
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趣味はお稽古ごと。
花嫁準備は万全ながら、なかなか飼い主に巡り合えない
自称、幸せ迷子の仔猫(?)ちゃんです。

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